『あなたに起きていることの原因は、
すべてあなたの中にあるのだよ』
と言われると、
自分の何が悪いんだろうか?
と考えてしまう方もいるかもしれません。
私も最初に聞いたときはそうでした。
「え?ちゃんと一生懸命やっているのになんで?
私は悪くない!」
って、抵抗感ありありでした。
でも、もし私自身が、
私の知らない「何か」
に操られているのだとしたら、
それは何だろう?
そのカラクリを知りたいと思ったのです。
そのために人の心の仕組みを学び始めたら、
興味がどんどん深まっていきました。
いいことを引き寄せたなら嬉しいですが、
イヤな現実を自分が創り出しているとは
考えたくないものですよね。
イヤなことって、たいがい
誰かのせいとか、
出来事や環境のせいにしているかもしれません。
それだと、
誰かや出来事や環境が変わらないと、
イヤなことは解決しないわけですよね。
例えば、
約束をしていたのにドタキャンされた時。
大丈夫って言ったのに。。。
こんなギリギリに言わなくてもいいのに。。。
せっかく準備したのに。。。
私はこのために時間を空けていたのに。。。
・・・・・・・なんで??
と、怒りや腹立ち、
自分がないがしろにされたような悔しさ、悲しさ
などの思いが心を占めます。
相手が悪い。
私は悪くない。
この気分を何とかしてほしい。
だから、
相手が謝ってくれたり、
納得できるような理由があったり、
代わりの予定が立ったり、
そういうことでもないと
自分の気は収まらないことになります。
相手を詮索し、不信感が募ります。
相手や状況に振り回されている状態です。
「相手や状況が変わらなない限り、気が済まない」
と思っているとしたら、
自分の心を、
自分じゃない何かに、
ゆだねていることになります。
自分の気持ちがどっちに転ぶか、
相手や状況に、
まかせてしまっているんですよね。
以前の私はなんでも、
人やモノゴトや状況のせいにばかりして
生きていましたので、
この考え方を知った時は
「ガ~~~~ン・・・・」
蒼ざめてしまいました。
自分の人生なのに、
自分以外のものにゆだねていたなんて!
こういう時は、
相手や状況に振り回されているその状況から、
ちょっと視点を変えてみるのです。
自分に起きている現実は、
自分が創り出している。
その視点で、
自分の内面と向き合っていくと、
相手やモノゴトは
問題ではなくなってきます。
そういったものに
振り回されなくてすむようになってきます。
イヤな出来事、辛い出来事を、
「乗り越えてみせる」
と頑張って何とかしようとしても、
空回りするだけかもしれません。
大事なのは自分を知ることです。
自分を知るには、
いろんなアプローチがあります。
お伝えしていく中から、
ご自分に合ったやり方を取り入れて、
あなた自身への理解を
深めていってくださいね。
理解が深まるごとに、
周りに振りまわされない
確固とした自分になっていきますから♡
これまでの自分の考え方や
モノゴトのとらえ方が
今の自分の現実を創りだしているとしたら、
考え方やモノゴトのとらえ方を変えない限り、
起きる現実は
これからも変わらないということになります。
これまでとは違う視点や概念を持つ
というのは、
そういう意味でとても大事です。
これまで自分にはなかった視点や概念を
試しに採用してみるのです。
その結果、自分にとってモノゴトが
いい方向へ進めばいいのですから。
困った状況になったら、
これまでと違う視点・概念から、
その状況を眺めてみてくださいね。