コラム

理想の男性に出会うには、自分の「意識」に目を向けよう

理想の恋人や結婚相手と出会うには、どうすればいいのでしょう。

・望む相手と出会えそうな場所に頻繁に行ってみる。
・自分を引き立たせるメイクやファッションで、外見を魅力的に変える。
・男性心理を学んで、好かれる行動をする。

などはたしかに、効果がありそうです。

 

想像をふくらませ、理想の男性像を描くのはとても心弾みます。
だけど、どんなに素敵な人を思い描いても、引き寄せるのは「自分の意識」にぴったりの人なんです。

 

素敵な人を思い描いているのに、なぜ?

頭で考える意識と、心の深いところにある意識は違っていることがよくあります。

心の奥の意識は、親からの刷り込みや世間の常識などから出来上がった固定観念に、しばられてできていることがとても多いのです。

 

しかも、心の深いところにある意識の方が、意識全体の95%くらいを占めていると言われます。

だから、自分の物事に対する捉え方や考え方を見ていくと、どんな男性と出会う意識でいるのかわかってきます。

 

例えば、長女さんにとても多いですが、

「お姉ちゃんだから、あれして、これして」
「お姉ちゃんだから我慢して」
「しっかりしなさい」

などといつも言われてきたとします。

いつもそういう風に言われていると、いつの間にか「私が頑張らなきゃ」とか、「人に頼っちゃいけない」と無意識に考えるようになります。

 

「私が頑張らなきゃ」と思っていると、その通りの現実がおこります。
つまり、自分が頑張らなければいけないような状況を、自ら選んでしまうんです。

「人に頼っちゃいけない」と思っていると、頼りにならない人と関わることになります。

 

男性との出会いでいうと、「頼りにならなくて、自分が頑張らないといけなくなるような人」を引き寄せてしまうんです。

それから男性観というのは、一番身近な家族の影響を受けることが多いものです。
つまり、家庭での父親と母親の在り方や、ふたりの関係性からでき上がってしまうんです。

 

例えば私の場合、母が父のことを見下して批判的でいつも愚痴ばかり。
自分がいかに大変な思いをしているかを口にしていました。

子どもの私は、毎日それを聞いているので、男の人ってそういうものだという意識が、がっつり心の奥に溜まっていきます。

 

さらに、父が妹ばかりをかわいがり、私には厳しくて優しくされた記憶があまりありません。

すると私の中には、「男の人には頼れない」「男の人は私に冷たい」とか、「私は男の人から優しくされない」「大切にしてもらえない」という意識ができあがります。

 

もちろん自覚はないし、普通の女の子並みに「こんな男の人がいいな」と思っていたのです。
だけど、思い描いているような男性には全く相手にされませんでした。

 

結婚はしたけれど、待っていたのは

それでも結婚はしました。
だけど夫は、次第に仕事をしなくなり、頼れなくなりました。

ちっとも大切にしてくれなくて、守ってくれなくなりました。

私だけがひたすら頑張らないといけない状況になったのです。

もちろん結婚する前は、そんな人だとは思ってもみませんでした。

 

結婚して数年後、私は夫に対して不満だらけになっていました。
経済力のない家庭を守らない夫を責め、その相手を選んだ自分を責め、恨みと怒りでパンパンでした。

 

でもある時、自分の内面に原因があるという話しを聞いたのです。
原因を知りたい、この状況を何とかしたいと、心理学や脳の働きやスピリチュアルなことなどを学ぶようになりました。

そして、そんな相手を選んでいたのは、私の中に蓄積されていた男性観や私のものの捉え方、考え方だったことに気づいたのです。

 

すべてあっちが悪いと、夫を責めてばかりだったのに、その夫は私の意識が引き寄せていたのですから、笑うしかありませんでした。

恨みも怒りもへったくれもありません。そんなものはスーッと消えていきました。

 

自分の心の奥の意識にぴったりの人が、お相手として現れます。

だから、「理想の男性と出会いたい!」と思っているのなら、むやみやたらに出かけたり、外見磨きや学びにお金や時間をかけるより、まずは自分の意識を観察してみることに、時間を使ってみてください。

 

男性に対する固定観念や「私が頑張らなきゃ」「人に頼っちゃいけない」といった意識はないでしょうか?
自分の内面をよーく眺めてみてください。

見つけたらその意識を変えていくと、理想の男性と出会う確率がグーンと上がっていくはずです。

意識を上手に使って、理想の出会いを引き寄せましょう♡

 

-コラム